フェルメールの贋作事件

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フェルメールがいかに才能ある画家だったかを裏付けるのが、20世紀に入ってからの贋作の出現でした。
中でも一番のスキャンダルとなったのが、ハン・ファン・メーヘレンによる贋作事件です。
では、この最大の贋作事件の経緯を見てみましょう。
フェルメールの贋作が発見されたのが1945年、
当時ナチス・ドイツの国家元師の妻の居城から見つかったのがきっかけです。
見つかった贋作は「キリストと悔恨の女」。
売却経路の追求により、ハン・ファン・メーヘレンと言う人物が逮捕されます。
メーヘルンによると、「キリストと悔恨女」は自らが描いた贋作だと言う告白をします。
また、メーヘルンはその他多数のフェルメールの贋作を世に送り出しているとも告白しました。
しかし、当初このメーヘルンの重大な告白を信じる者はおらず、メーヘルン自ら民衆が見守る法廷の中、
フェールメールの贋作を描いて見せたのです。
フェルメールの作品として1938年に過去最高額で落札された「エマオのキリスト」も実はメーヘルンの贋作と分かります。
このメーヘルンの贋作「エマオのキリスト」は、現在でもボイマンス美術館に展示されています。

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