フェルメール作品:「ヴァージナルの前に立つ女」
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フェルメールの晩年の作品「ヴァージナルの前に立つ女」は、
「ヴァージナルの前に座る女」と共にロンドンナショナルギャラリーに所蔵展示されています。
同じ晩年の作品で絵のタイトルも似たようなこの2つの作品は、とかく比較の対象となっています。
しかし、フェルメールの作品の中でも粗雑と言われている「「ヴァージナルの前に座る女」とは反対に、
比較的いい評価を得ているようです。
フェルメール特有の“光”が上手く表現され、デルフト焼きと言われるタイルや床の市松模様、
女性のスカートのひだや衣服の粒なども美しく描かれていると高い評価を得ています。
また、ヴァージナルを弾きながら立つ女性の顔にも注目し、窓とは背を向けて立ちながらも、
柔らかい光を感じさせる独特の表現は、この頃に活躍したどの画家にも見られないほどの出来栄えとまで言われている作品です。
フェルメールの晩年である1672~1673年頃に描かれたこの作品は、
「ヴァージナルの前に座る女」とは対照的な評価を得ている作品なのです。
